沢田靖司とオージーサンズ

沢田 靖司

沢田靖司はオージーサンズの若Gの歌の師匠です。歌のテクニックだけでなく歌をどう教えるか理に叶った教授法を心得ているのです。それに惹かれて友達同士が師弟となったのです。

何年前かの沢田靖司の弟子たちの発表会がありました。そこで、オージーサンズはプログラムには隠して、最後に客席からメンバーが登場したのです。

客のみならず、Dolly Bakerも弟子たちも度肝を抜かれました。実に大成功でした。知っていたのは師匠夫妻と司会者だけでした。
 

当日、弟子たちの最後に若山が"Satin Doll"を唄うことになっていました。"Until I Met You"のサビは"Satin Doll"の 2nd riff を使っているのです。

そこで、小島が「若山が唄っているところに、突然、われわれが入っていって"Until I Met You"を唄って驚かせようか」という話になり、師匠にこの話をしたら「お得意の歌を一曲丸々歌え」となったのです。

そんなわけで"I'll Never Smile Again"を唄っているところです。2小節唄ったところで、観客から大喝采が沸きました。


沢田スクールの発表会に飛び入りの Oz Sons #7, Yutaka Yokoyama(b)

師匠は「俺のつぎのリサイタルにはオージーサンズに出てもらう」と最近の六本木ジャズ・クルージングにライブ出演したとき、お客さんにアナウンスをしてしまいました。お楽しみに。おまけに一曲唄わされました。

3人しかメンバーがいなかったのですが「細野義彦のギター一本で、われわれはノーマイクで」と注文などつけて"Candy"をしっとりと唄ってしまいました。


Yoshihiko Hosono(g) and subset of Oz Sons #8 at Cozy- L

Cozy−L という店は、プライベートの貸切以外では素人には唄わせないお店なのですが仕方がないですよね。ところが最近は月曜日を「唄いたい方歓迎」としてしまいました。
"subset"とは数学用語で「部分集合」という意味です。